インターネットが普及し、様々な事を簡単に調べられるようになった一方で、できない事を恥ずかしいと思う事が増えたように感じます。
些細な事でも、神業の様に行える人がいる為ちょっとした事でも、あの人に比べたら「自分なんてまだまだ」と思ってしまっていませんか?
試験やオリンピックの様に順位が重要な場合もありますが、ほとんどの事は他と比べてどれくらい凄いか等は、本人以外誰も気にしていません。
また、日本では英語が堪能だと凄いと言われますが、アメリカやイギリスでは「普通」です。
子供から見たら大学生は大人ですが、社会人からすれば大学生はまだまだ子供です。
自分がやっている事がどれくらい凄いかは、大抵の場合誰も興味ないですし、凄さの基準も評価する人や環境によって大きく異なります。
この「はりときゅう」も、趣味で制作しているものですので、雑誌や書籍に比べれば拙い文章ですし、誤字もあります。それでも毎月楽しみにしていると評価してくれる読者の方がいます。
笹川財団によると、日本でゴルフをする人口は856万人(2022年)だそうです。
日本の人口が1億3000万人程なので、一回でもゴルフをやれば、15人に1人位の実力者になれます。(1億2000万人はゴルフ未経験ですので)
少しでも練習して、ちょっと上手くなれば40人に1人、つまりクラスで一番ゴルフが上手な人になれます。
と、ゴルフの話は机上の空論ですが、何かをやって平凡な成績であっても、それは十分に凄いと思っても良いですし、自分なりに努力できているのであれば誇って良い事です。
誰でも最初は初心者であるは使い古された言葉ですが、人間ついつい他人と比較してしまいます。
平凡だってやってない多くの人間より凄いのですから、色々と挑戦して良いのですよ!