人は誰かにしてもらった事よりも、誰かにしてあげた事の方をよく覚えているそうです。
貸し借りで言えば、借りた事は忘れていても貸したことは案外しっかりと覚えているという事です。
同じように、得たものよりも失ったものを人は意識してしまいます。
気づかないだけで、感謝すべき事は身の回りに多くあり、忘れているだけで多くのものを持っています。
普通に歩き、会話して、好きなものを食べる健康であれば当たり前の事でも、そうでない人からすれば、喉から手が出るほど欲しているものです。
雨風しのげる家、家にいながら娯楽が手に入るテレビ、世界中の事をなんでも知れるスマホ見方を変えるだけで、自分の身の回りには多くのものが溢れています。
少しお金を出せば、大抵の食材は手に入りますし、少し遠出すれば世界中の料理を堪能できます。
美術館や博物館にいけば、世界中の宝物を簡単に見る事ができます。
嫌な事、不幸な事は誰にでもあり、もちろんいい面ばかりを見ていればよい訳ではありません。
一方で、悪い面だけを見なければいけない事も無いのです。
自分が恵まれているから我慢するのは違いますが、恵まれている部分から目をそらすのはもったいない事です。
どんな人でも、生きている限り沢山のモノを持っています。人と比較すれば大したことないように感じたり、少なく感じることもあるかもしれません。
それでも、あなたにもちゃんと宝物があるはずです。
どんな宝物をあなたは持っていますか?