はりときゅう

古典に学ぶ

孔子

徳不孤、必有鄰
孔子『論語』

「徳は狐ならず、必ず隣あり」
徳のある人は孤独でなく、必ず理解者がいるものであるという意味です。

自分の意見を主張したり、人と違う事をすると 仲間外れにされてしまうと思い、諦めようかと迷った時に勇気をくれる言葉です。

どんな事でもそうですが、新しい事を始めたり今までと違う事をすると、悪く言う人はいます。 そのせいで、誰かと疎遠になる事もあるでしょう。

しかし、信念をもって正しいと思うことをしていれば、必ず理解してくれる人がいるものです。

孤独だと不安になります。
嫌われるよりは、好かれた方が良いと思うのも 間違っていません。

それでも、人の顔色を見て流されて生きる事は徳のある人間のする事ではなく、時には孤独と感じる事があっても、共感してくれる、見ていてくれる人が必ずいるという、勇気をくれる名言ですね。

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