皆さんは「ネズミの嫁入り」という童話を知っていますか。
ネズミが自分の娘を理想的な旦那に嫁がせたいと、太陽や雲、風、壁など様々な相手を訪ねては○○の方が優れていると言われ、最終的に同じネズミと結婚する話です。
似たような話は世界中にあるので、少し違う内容で知っている人もいるかもしれません。
この「ネズミの嫁入り」の面白いところは色々な視点から登場人物たちの考えを体験できる所です。
ネズミの父親からすれば、自分の娘が幸せになって欲しいので、一番偉い(凄い)相手を婿にしたいと望んでいます。
太陽や雲からすれば、ネズミ界で一番美人で器量が良くて、最高のネズミでもネズミな訳で結婚相手にするわけにもいきません。
ネズミの娘はどう思っていたのですかね?
私くらいの美人ネズミなら、普通のネズミよりももっとふさわしい相手がいると思っていたのか、父親があまりにも押しが強いので何も言えずにいたのか、そこは想像するしかありません。
ネズミの嫁入りの教訓としては、色々とあると思います。
身の丈に合ったものが幸せであるや、それぞれ優れたところがある等と解説されている事が調べた中では多かったです。
私個人としては「父親ネズミの挑戦」が凄いと再度話を読んでみて思いました。太陽にまで交渉に行くバイタリティは見習いたいと思いました。
皆さんはどう思いますか?